ジョン・F・ケネディ(アメリカ35代大統領)
これから訪れる大きなAIでの変化は、今までの常識を大きく変えます。
そこでの過去の経歴や、何を過去になしたかは、意味を持ちません。
過去の栄光です。
今現在でも、その人の基盤としての肩書や、地位も大きく変化をするでしょう。
いやおうなしの変化(AIの改革)が始まれば、
ほとんどの事柄がAIにより行われていきます。
AI信仰が始まります。
例えば、会社経営での数字をコンピュータに打ち込めば、
どの分野を強化すべきや、どの分野との競合すべきや、
業種を転換すべきなど、累積したデーターにより様々な答えが出てくると考えます。
また、ある文章を作った時に、どの分野の人に反響がある文章に変更してくれと、
言えばその内容に変更されます。
法律的な事柄も、内容の蓄積によって、AIが判断するようになると思います。
この内容が、進んでいけば、
人は、AIはこう言いましたと。AIではこうなりましたと。
あたかもそれが、当たり前のように、正解のように、
言うようになります。
人の人間の(判断)が失われていきます。
そこで、未来はどうすればいいかといえば、
過去の栄光、現在のポジション、今までの経験を見直しながら、
志を持って、過去、現在の自分自身を再度見直し、
新しい自分作りを始めていかなければなりません。
自己変革をしなければなりません。
そして、志とは、人生の道標になるものです。
志を持つことで、AIでの改革に流されずに行けます。
夫れ志の在る所、気も亦従う。志気の在る所、遠くして至るべからずなく、難くして為すべからずものなし。
吉田松陰(長州藩士、思想家)
志があれば、気力もみなぎる。志と気力があればどんな目標も達成出来ない目標はない。
人は、志と希望、夢、人生の目標が、必要です。
その上に、立ち向かう勇気が必要になります。
志の上に気力がなければ、進んでいけません。
人間には思いがあっても、気力がなければ進めないのです。
そこには、一人で立つことの困難があります。
鴻鵠の志を持って、気力をもって、志を遂行していきましょう。
4年前には、ある事柄について、君みたいな人間では無理だといわれて事があります。
人間性を否定されました。
その時は、全てを失った時であり、どん底でありました。
19年間会社経営をしてきましたが、会社を無くした後でしたし、人が離れていった状況でした。
会社の整理に伴う苦しみと、人が離れる時に言われた言葉などで、
苦しみの真っただ中での事でした。
その悔しさの中で、浮かんだ言葉が、
燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや。王侯諸侯いずくんぞ種あらんや
陳勝(秦代末期 隠王 農民)
つばめやすずめには、おおとりとくぐいの心がわからない。
また見ている景色が違うという意味です。
家系によるのではなく。(世襲ではなく)
世に出るのは、実力次第であって、人物としての志の大きさによるもです。
出自(今までの経歴、地位)は関係ありません。
平時であれば、今までの世の中は維持されると思います。
しかし、世の中の人も、今のままではダメだと人は、気付き始めています。
社会が、政治が、経済が変化しなければならないと感じていると思います。
これからは、AI改革(大きな変化)での乱世になります。
混沌とした世の中になると思います。
社会が、政治が、経済が変化していきます。
そこで大事なことは、志を持っ事であります。
志を持っ事とは、
自分自身が、生まれてきた意味を探すことになりますし、
生きていく中で、何をなそうとするか。
何をなせるか。
自分で自分の道標を探すことです。
2月17日月曜日から、人間学講座の活動を始めていきます。
共に学びませんか。
鴻鵠の志の会では、志を共に学ぶ仲間の参加をお待ちしています。
宜しくお願い致します。 荻野一美