鴻鵠の志の会
高齢者対策の意意義
我が国は、世界に類をみないほどのスピードで高齢化が進み、超高齢社会となっており、今後も更に高齢化は進展していく。
今や高齢化は、全世界的な傾向でもあり、我が国固有のものではない。
世界各国においても今後直面する大きな課題の一つであり、高齢社会のトップランナーである日本の対応に世界からの注目が集まっている。
「高齢社会対策」とは、増加する高齢期の人を支えるための取組だけではない。
今後、高齢期の人の割合がこれまで以上に大きくなっていく社会を前提として、全ての世代の人々にとって持続可能な社会を築いていくための取組である。
人口構成や社会構造の変化に伴い、経済社会の担い手の不足、経済規模の縮小等のほか、高齢期の一人暮らしの人の増加等のライフスタイルの変化や認知機能が低下する人の増加等に伴う様々な影響や課題が懸念されている。
2040年代前半には、65歳以上人口がピークとなり、それまでに生産年齢人口は急減していく。
このような変化を見据えつつ、社会の持続可能性を確保するためのあらゆる備えをしていくことが急務である。
一方で、我が国の平均寿命は世界で最も高い水準となり、高齢期の人々の体力的な若返りも指摘されている。
また、65歳以上で就業する人等は増加し続けており、その意欲も高い状況にある。
このような状況を踏まえれば、65歳以上を一律に捉えることは現実的ではない。年齢によって、「支える側」と「支えられる側」を画することは実態に合わないものとなっており、新たな高齢期像を志向すべき時代が到来しつつある。
このような観点から、年齢によって分け隔てられることなく、若年世代から高齢世代までの全ての人が、それぞれの状況に応じて、「支える側」にも「支えられる側」にもなれる社会を目指していくことが必要である。
高齢期の人の割合が大きくなっていく中で、高齢期の人が暮らしやすい社会をつくることは、他の世代の人にとっても優しく暮らしやすい社会の実現につながる。
そして、そのことは、将来いずれ高齢期を迎える世代の人にとっても安心して豊かに暮らせる社会づくりをしていくことに他ならない。
全ての世代の人々が「超高齢社会」を構成する一員として、今何をすべきかを考え、互いに支え合いながら冷静かつ真摯に取り組み、希望が持てる未来を切り開いていく必要がある。
高齢社会対策大綱の策定のための検討会(令和6年8月5日)
上記の高齢社会対策大綱に示されているように、世界に類をみないほどのスピードで高齢化が進み、超高齢社会となっており、この高齢者社会の対応は今後の世界の国々に大きなインパクトを与える事が見られますし、今後の社会の参考になります。
老いは文明のスキャンダルである。
シモーヌ・ド・ボーヴォワール(フランスを代表する作家で哲学者)
今回は、1970年62歳の時に書いた「老い」から引用します。
シモーヌ・ド・ボーヴォワールの老いの本を書いた動機は、現代社会においては老人は人間として扱われていない。
老人の人間性が棄損されている、という事への怒りでした。
この本は、今から55年前に書かれた本です。そして、まさに今、高齢者社会が到来しました。
2025年には、高齢者は、全人口の17.8%にあたる約2,180万人に達する
65~74歳の前期高齢者人口が1,497万人に達すると予測されています。
国民の約3人に1人が65歳以上、約5人に1人が75歳以上となる計算です。
ボーヴォワールは言います。人間が最後の15年ないし20年の間で、もはや一個の廃品でしかないという事実は、我々の文明の挫折をはっきりと示している。
また、老いは社会の問題である。とも彼女は言いました。
またこうとも彼女は言っています。
老いは、苦しみではなく開放にもなります。
女が晩年になり夫と子供から解放され、やっと自分自身の事に配慮出来る身となると。
50年以上の前での平均寿命は現在とは、大きく違います。
今や人生80年時代と言われています。
60歳で定年をして、それ以降は、年金生活をして暮らしていくというのが当たり前の時代がありました。
今や年金も65歳からが基本となり、60歳を超えても、給与は下がるものでも、働き続けれます。
特に2025年問題と言われた、高齢者問題は、大きな社会問題です。
2025年高齢者問題に向けて
国が打ち出した4つの対策
1.公費負担の見直し
これまでも3年に1度の介護保険法改正のたびに低所得者の負担軽減は考慮されてきましたが、2022年度からは、75歳以上であっても一定以上の収入がある場合は医療費の負担額を2割にするなど、貯蓄も少なく住居費・教育費などの他の支出の負担も大きい若い世代の負担を軽減し、公平化を図るための見直しが行われました。
2. 医療・介護人材の確保
少子高齢化に加えて、重労働、低賃金などの理由から、慢性的に人材が不足している介護業界。2025年には高齢者の増加により、約38万人もの人材不足が予測されており、人材確保は急務と言えます。
介護人材の離職理由には、「結婚・出産・育児」「労働環境、雇用管理のあり方」「将来の見通しが立たない」「心身の不調、腰痛等」の4点が上位に挙げられます。
そこで、基本的な賃金アップをはじめ、子育てをしながら働き続けることができる環境整備、人材育成、キャリアアップ制度の整備や助成金・補助金の拡充、介護ロボットやICT技術の導入により、身体的負担軽減や事務負担の軽減などの方策が進められています。
3.地域包括ケアシステムの構が
政府は、高齢者が重度の介護が必要になっても、病院などの施設ではなく、住み慣れた地域で人生の最後まで自分らしい生活ができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体となって提供される地域包括システムの構築を目指しています
4.高齢者の就労促進
労働力人口の減少を食い止めるために、豊富な経験や知識をもつ高齢者が、意欲のある限り年齢にかかわりなく働くことができる社会の実現を目指している。政府はそのために、定年制度や継続雇用制度、65歳超雇用推進助成金などの施策を行っている。
上記が、国が打ち出した4つの対策であります。
高齢者の増加は、様々な社会問題を含んでいます。
高齢者の生きがいを持って活躍する体制作りは国の施策でできていると思います。
鴻鵠の志の会では、高齢者が元気で終活を迎えれるように、自分自身の心の対策を提案します。
まずは、鴻鵠の志の会のメインの考えであります。
志(道標)を持って生きることを提案します。
志とは、自分自身の人生の目的(希望、夢)を探し、その目的達成の為に学び行動することです。
AIでの改革が進んでいく中で、自分の生き方がなければ、大きな変化の中では、迷います。
大きな変化は、日々新しい変化を呈します。
AI任せ、人任せでの人生は何の意味も持ちません。
そして、後から後悔をします。
自分の人生の主人公はあなた自身です。
玉琢かざれば器を成さず、人学ばざれば道を知らず
どんなにすばらしい才能(玉は宝石)があったとしても、努力を積み重ねなければ(磨かなければ)立派な人物になることはできない。
玉は磨いてこそ、価値が出る 。
人間も学んでこそ、人間のあるべき道を知ることができる。
ここでの道とは、自分の生き方志(希望、思い)を知る事が出来る。
僕自身まだまだと思っています。
今は道半ばと思っています。61歳はまだまだです。
Boys, be ambitious(高齢者に向けて)
高齢者よ、大志を抱け。それは金銭や我欲、名声のためであってはならない
人間としてどうあるべきか、そのための大志を抱け
人として、どうあるべきか。
亡くなる前に、自分の人生を振り返り、自分らしく生きれたか。
満足の出来る生き方だったか。
自分の人生を、その後から生きていく人に何かを残すことが出来たか。
自分の人生での経験を後世の人の為に生かすことが出来たか。
志(思い)を後世の人に伝えることが出来たか。
カッコイイ生き方が出来たか。
終活に向けて学びながら進んでいきましょう。
鴻鵠の志の会では、様々な社会問題の解決に向けての取り組みを行っていきます。
沢山の方の参加をお待ちしています。
鴻鵠の志の会 荻野一美