後漢書・王覇伝
困難や試練に直面したときに、その人の人間としての価値がわかること
後漢の劉秀、のちの「光武帝」が、初めて兵を挙げたときのこと。
戦の形勢が不利になると、家臣たちは次々に逃亡していきました。
最後まで残ったのは王覇だけでした。
劉秀が、その王覇に向かって、「疾風に勁草を知る(激しい風が吹くと、風に吹き折れない強い草を見分けられるようになる)」と言ったことが由来です。
苦難を共にしてくれた王覇の助けもあり、天下を統一して、後漢王朝を開き、「光武帝」となりました。
今の社会の状況はどうでしょう。
戦後が80年を迎えた今日、コロナ後に様々な不祥事が出てきました。
政治での献金での腐敗、芸能界での様々な不祥事、テレビ局での不祥事、教職員の不祥事、警察での不祥事など沢山の事が表に出てきました。
このことの意味するところは、変革をするべきと言われているように感じます。
社会でのモラル的な事も、パワハラ、セクハラ、モラハラ、カスハラなど、人間の行動指針での変革をしなければなりません。
バブルの時代では、お金で変えないものはないなどと言われていました。
しかしこれからの時代は、お金で買えないものがある事を示すべきと考えます。
人の心は(志)、お金では買えません。
貴方の人生を大切にしてください。
貴方の心は(志)、あなた自身のものです。
今は、風の時代ともいわれています。
激しい風によって、様々な事の真価が問われていきます。
政治的な事で言えば、参議院銀選挙が終わって、消費税減税、物価高対策が選挙の時に各党が訴えていましたが。
民間では、過去最高の倒産件数になっています。
もう乱世は始まっています。
疾風に勁草を知る。
激しい風が吹くと、風に吹き折れない強い草を見分けられるようになる。
すぐに経済対策をすべきではないでしょうか。
お盆休みなどをしている時ではありません。
苦しんでいる人は、今も一刻も早く対策をしてほしいのです。
人の苦しみが解る政治家はいないのでしょうか。
11月には、出来るなどと言われていますが、そこまで待てない人がいます。
すぐに消費税減税を行い、光を示すべきことこそが政治の役目ではないのでしょうか。
ガソリンの減税もすぐに行えば、すぐに社会での影響は出ます。
光が見えるのです。
そこでよく言われているのが、財源がないと言われています。
財源がないのではなく、財源を作ることが政治の役目ではないでしょうか。
先ずは、この世の中を、人の苦難を、苦しみを理解すべきです。
民のかまどは疲弊しています。
明日さえ見えない人の苦しみを知るべきです。
ここにの2つの提言をします。
一つは、政治家の定数削減です。
まずは、自らを律するべきです。
全国の議員の定数を2割削減すべきです。
そこでの削減をすれば、少しの財源が出ます。
削減されることにより、本気度も増します。
単に定数削減をすることではなく、様々な声を聴けるように小さな政党が生き残れるように制度を変えるべきと考えます。
小選挙区の削減をすべきです。比例は出来れば現状維持が必要です。
そして、小選挙区での立候補も10年をめどに選挙区の移動をすべきです。
それにより、癒着が無くなり、緊張感のある選挙になります。
世襲対策は、選挙区の移動をすることにより、本当に必要な政治家は残ります。
人民の、人民による、人民のための政治
エイブラハム・リンカーンが1863年11月19日、南北戦争の最中に行ったゲティスバーグ演説
今の政治家は、選挙で、選挙に当選するための、自分の地位、生活時の為の政治活動になっているように感じます。
すべての政治家がそうとは言いませんが。
誰か、この政治改革を言う政治家はいないものでしょうか。
もう一つは、財源としての観光事業案です。
日本には、世界に誇れる精神文化があります。
そして、言葉での精神性の高さがあります。
その世界の誇れる文化、伝統を生かして観光業を国家レベルですべきと考えます。
例えば、万博跡地での活用は、この日本文化を発信する場所として、活用すべきと考えます。
文化交流拠点での活用こそが、日本のこれからの道を示すと思います。
文化国家宣言
文化国家宣言をして、世界に精神性の価値を示すべきです。
日本の世界に誇れる武器は、文化伝統である、観光事業です。
しこに財源を求めてはどうでしょうか。
民業圧迫などと言われたりもしますが、それを言っている時間はありません。
国家として、財源を作るべきと思います。
今回は、鴻鵠の志の会での、風の道での発言になります。
風の道は、社会の課題を解決を目指していますに
あくまで、人生の主人公は、あなた自身です。
鴻鵠の志の会のメインテーマの志を主に展開しています。
一人一人が幸せになるような社会を、目指していきます。
8月26日にセミナー懇親会を開催します。
僕とこれからのAI,ChatGPTでの変革の来る。乱世での生き方を考えませんか。
沢山の方の参加をお待ちしています。
鴻鵠の志の会 荻野一美