老子(道徳経)
老子の最初の言葉であるこの言葉は、ある意味難解な言葉であります。
僕自身若いころは、老荘思想と言えば隠遁者の考えと思ったものでした。
しかし、この年になりこの教えの深さを感じています。
道を問うことは、自分自身の人生を問うことになります。
なぜ今老子かと言えば、生き方の根本が変化をするからです。
それは、資本主義から人間中心の人道主義への変換が起こるからです。
まずは、過去の資本主義がどう生まれたかを考えていきます。
18世紀から19世紀に資本主義が生まれました。
このシステムを進めた人たちはその当時どう思ったのでしょうか。
人は幸せになると思ったのだと思います。
産業革命により大量生産が行われ、そして大量消費になりました。
そのうえ、テクノロジーは、それにともなり大きく進歩しました。
鉄道に始まり、飛行機へ、そしてテレビ、パソコン、携帯と。
文明は進歩しました。
そしてこれからの、AI、ChatGPTでの変革は、人工知能も含めて、社会構造さえも変革して進んでいきます。
資本主義の当初では、大量生産、大量消費、そしてテクノロジーの進歩による社会は、人は幸せになるとおもっていたと考えます。
しかしどうでしょう。
今幸せでしょうか。
欲望を追求する社会では、人は幸せになれるのでしょうか。
そして、この社会システムを続けた結果と特権階級さえも生まれました。
富むものと富まないものとに。
お金さえも、物を交換するためのものから、あたかも別物のように、お金が価値を持ってしまいました。
そして、お金があれば何でも買えるとさえ言われてきました。
お金は大きな化け物になりました。
欲望の肥大化で、人は幸せになるのでしょうか。
マルクスは、資本家と労働者として、社会を見ました。
労働者によって生産された余剰の富を資本家が得る。
だからこそ富の再分配こそ必要だと考えられてきました。
しかし、現在はどうでしょう。
この社会は幸せでしょうか。
その上に、AI,ChatGPTでの変革がされてくれば、AI,ChatGPTや人工知能さえも資本家が使うことになります。
その社会では、情報は、資本家のものであります。
資本家が作る情報で大衆は操作をされてきます。
AIが人工知能がこう言ったので正しいなどの(AI信仰)。
それに従っていればいいと。
それでいいのでしょうか。
幸せでしょうか。
今こそ、人間の生き方の根本に帰る必要があります。
資本家が作る情報での生活は、本当に貴方が欲した生活でしょうか。
自分人生を考え直す時が来ています。
貴方の人生の主人公はあなた自身です。
人生最後の時に後悔しない生き方をしましょう。
資本家が作る情報での幸せでなく、あなた自身が幸せに思う生き方をしませんか。
世の中の人が羨む生活ではなく、あなた自身が納得できる生活をしていきませんか。
その生活は、小さな出来事さえもが幸せを感じるものとなります。
足るを知る者は富む。強く行ふ者は志有り。
欲望の追求は、満足などはあり得ません。
そして、人生の最後の時に何も持ってはいけないのです。
物の価値は、あなた自身が決めていいのです。
貴方の生き方はあなた自身が決めていいのです。
人がどう思おうが関係ありません。
何故ならば、貴方の人生は貴方自身のものですから。
貴方の人生の志を見つけて、後悔しない生き方を探していきましょう。
その先に見える、道を見ましょう。
鴻鵠の志の会では、人生について共に学んでいきたいと思っています。
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鴻鵠の志の会 荻野一美