中国北宋の范仲淹が著した『岳陽楼記』の一節
先憂後楽とは、人より先に心配し、人より遅れて楽しむという
この言葉はリーダーが第一に考えなければならないことであります。
昔の政治家は、日本の行く末を常に考えていたように思います。
そして、今はどうでしょう。
まずは、自分の地位を考えてはいないでしょうか。
選挙に当選することを一番に考えてはいないでしょうか。
そして当選すれば、あたかも別人のようになる人もいます。
低姿勢で宜しくお願いしますと言った人は、何処に行ったのでしょうか。
別人の様でした。
僕自身、そんな政治家を見ました。
また、選挙の時に、候補者が言ったこと公約でありますし、国民との約束になります。
その言ったことさえも、当選してしまえば、覆すことは公約違反でもあります。
言ったことを変えることに、恥はないのでしょうか。
自分が言ったことを、変えるのならば、議員辞職をすべきではないでしょうか。
そのくらいの行動規範が無ければならないと思います。
昔の日本には、自分の生き方に芯があったと思います。
心の中に武士がいたのです。
そしてこの言葉。
武士道とは死ぬことと見つけたり
葉隠
武士道では、恥の文化がありました。
そして、自分の行動には志があり、行動規範がありました。
言行一致でありました。
そして今回の言葉の、先憂後楽が基本でありました。
どこからこの考えがなくなったのでしょうか。
その原因は、戦後教育にあると思います。
そして、大きく2つの事が言えるのではないでしょうか。
一つは、古典教育の軽視です。
中国で生まれた思想である、論語や老荘など、西洋の教えも、そして仏教も日本に伝えられて、大きく変容しました。
まさしく、日本にて成熟したのです。
人間の行動指針である考えの根本が軽視されてきました。
もう一つは、利益万能の自分さえよければいいという社会風潮ではないでしょうか。
そして、お金が中心の世の中になりました。
お金があれば何でも買えるとまで言われてきました。
この二つの事を、再度考えなければなりません。
地の時代から風の時代へと時代は変わりました。
地位、名誉、金の時代から、徳が大切な、人間性こそが大切な時代へ変わろうとしています。
だからここ2,3年で様々な不祥事が明るみに出ているのです。
変化は始まっているのです。
その上で、リーダーなら人間学を学ぶ必要があります。
人間学とは、様々な出来事、苦難の中で、磨かれる魂が、学ぶことが出来る学問です。
そして、古の賢人の言葉を学ぶことも、人間学です。
その学問を学ぶことで、見えてくる景色があります。
その景色は、あなた自身が見ることが出来ものです。
人生は、最後の時まで、学ばなければなりません。
最後の時まで学ぶことで、人生は完結するのです。
また新しい時代のリーダーとしては。
メリットを説くのではなく、徳があり人間が人間らしく生きていける時代を示し、説かなければなりません。
今こそ、日本を作り直さなければなりません。
西洋で生まれた民主主義は、いま日本で新しく生まれ変わらなければなりません。
すべての思想、思いが集まった日本でこそ新たな時代の扉は開くのです。
今の社会制度は、正しいのでしょうか。
正しければ、不祥事が明るみに出てはこなかったはずです。
過ちを改めざるを過ちという。
間違ったことは改めていきませんか。
鴻鵠の志の会では、今の社会に問題意識を持つ人たちの参加をお待ちしています。
また月2回のセミナー懇親会を開催しています。
YouTube配信も行っています。
お陰様で、一昨年の11月より始めたYouTube配信が、25回配信以降に、沢山の方にご覧いただくことが出来、感謝しています。
今後も僕自身学び続けていきます。
あなたも一緒に学んでいきませんか。
宜しくお願い致します。
鴻鵠の志の会 荻野一美