渋沢栄一(日本の実業家 新一万円札)
世間で起こる全ての事は、あなたの心構えひとつでよくも悪くもなるものです。
沢山の困難に合えば、前向きに頑張れと言われても難しいものだと思います。
何故ならば、その間に何度も自分に言い聞かせて行動しても
不運が続けば、難しいもだと考えます。
しかし、僕は何度の困難が来ても、
何度挫折をしても、
自分に言い聞かせました。
その結果を見れば、今も同じ状況であっても、
何とかなる。何とかなる。
と自分に言い聞かせています。今も、
人はある出来事にぶつかったとき、それが自分にとって、
いいことなのか、悪いことなのか。
楽しいものなのか、つまらないものなのか。
わからないものです。
その時でも、何とかなると思って進んでいきましょう。
でも、それを決めるのは、実はあなた自身ですが。
あなたの心の持ち方で、志の持ち方で見える景色は変わってくるものです。
失敗を恐れて自分から動こうとしない人は、
黙っていれば物事が勝手に進んでくれる、
自分はそれに従えばいい、と思っているかもしれません。
けれどその場合、失敗もない代わりに、
「自分が何かを達成した」という喜びも得られません。
「マイナスになるならゼロの方がいい」という恐れは捨てて、
「マイナスになってしまうリスクもあるが、何かプラスが得られるかもしれない」
と考えと志を持って進んでいけば、新しい景色が見れます。
何度の苦難でも、諦めないで、進んでいけば、
今いた場所より上での景色が見れます。
前の自分が見ていた、景色が変わります。
そこに留まらないで、進んでいけば、また違った景色が見れます。
志が磨かれていきます。
物事はすべて、気の持ちようです。
そして、何とかなります。
寂しい時はさびしがるがいい。運命がお前をそだてているのだよ。
倉田百三(作家)
この言葉を、こう言いかえれば、
不運の時には苦しむがいい。その苦しみあなたの育てているから。
人生には、越えられない壁はありませんから。
しかし、困難は人それぞれ異なります。
でもその人には、越えられない困難に見えます。
無理だと思えることもあるでしょう。
決して諦めないでください。
必ず光は、見えますから。
そして、諦めないで進んでいけば、何とかなりますから。
その苦しみで磨かれた志は、見える景色を変えます。
そこで得られた、志(胆識)は、その後の人生の基本になります。
鴻鵠の志の会では、志を共に学びませんか。
宜しくお願い致します。 荻野一美